ウォルト・ディズニー・ワールドにワニが出没?!
ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)のアニマルキングダムには、1500匹以上の動物たちが暮らしています。その動物たちは、自然保護されているのでゲストは楽しみながら観察することができます。
キリマンジャロサファリでのんびり暮らす生き物たち👇
しかし他のWDWパークには、東京ディズニーリゾートではあり得ないような野生生物が棲息しています。
どのような種類の生物がゲストによって発見されたのか、まとめてみました。
※爬虫類などの写真を多数載せています。苦手な方は閲覧注意です。
リス編
まずは小動物を取り上げます。
リスです。
見た目はかわいいですが、アメリカにはリスはそこら中にいます。
日本のカラス並みに多いです。
微笑ましい画像4選をどうぞ。
こんな感じで、人間を恐れず食べ物を狙ってくることも👇
ポテトをゲット。
カバンの中を抜き打ちチェック👇
かわいらしいリスですが、繁殖期には人間を襲うこともあるので、注意が必要です。
リスについての詳しい情報を書いてます👇
動画にまとめてみました👇
アヒル・カモ編
湖や河川があれば必ず生息しているアヒルやカモ。
もちろんWDWにもたくさんいます。
カモよりお子さんのほっぺたの膨らみ具合がかわいい😆
WDWがオープンして間もない頃の画像です。
お約束的なDuck vs Ducksの散歩 👇
シロトキ編
続いても、鳥です。
鳥といっても、かなり大きいので存在感はすごいです。
American White Ibis ( シロトキ )は北アメリカ南部~北部に多く見られ、ペリカン目トキ科に分類。湿地・沼地帯に棲息し、群れで生活します。
エプコットの湖には、かなりの数のシロトキが・・・。
飼育してます?と聞きたくなるほど普通に棲息しています。
エプコットのThe American Adventure前のベンチで
ターキーを食べるために席を確保していました。
シロトキがウロウロ歩いていたので、
「こっちに来ないで~」と思っていたら
羽を広げてテーブル近くまできました。
めちゃくちゃ怖くて「ぎゃー」と叫んだら、周りのアメリカ人に笑われました😅
こんな感じで羽を広げて近づいてきます。かなりの恐怖でした👇
ヘビ編
出ました!爬虫類。
ヘビは陸にいるので、出合ってしまったらかなりの恐怖を感じると思います。
見つけた写真がすべてエプコットとエプコット付近のヘビでした。
しかし、どこのパークにも出ると思います。
ワニ編
最後はワニ。
フロリダ州と言えばやはりワニを思い浮かべます。
すべてフロンティアランドに出没しています。
数年前の動画になりますが、マジックキングダム「スプラッシュ・マウンテン」のボートが外周する水辺にワニが出没しています。(現在はティアナのバイユーアドベンチャー)
こんな所にも、ワニが!
落ち着いて対応しています。
こちらも「スプラッシュ・マウンテン」付近を泳ぐワニが撮影されています。
もしかしたら、TikTokの映像と同じワニかもしれません。
今まで、ワニの泳いでいる姿を上から見たことはなかったです。
マジックキングダムにいるだけで、アニマトロニクスかと勘違いしてしまいそうになります。
2022年9月に投稿された映像です。
ありえない!
なぜフロンティアランドにワニが多いの?
まだまだ探せばたくさん画像や映像があります。
マジックキングダムのフロンティアランドには、ワニがなぜ多いのか?
疑問が湧きますよね。
それは、地図を見れば明らかです。
自然湖の「ベイレイク」
⇓
人工湖の「セブンシーズラグーン」
⇓
マジックキングダム「フロンティアランド」
と、このように湖が繋がっています。
繋がっていれば当然、ワニは行き来が可能です。
ベイレイクに棲息していれば駆除されなかったのに、自由に泳ぎたまたまたどり着いてしまったマジックキングダムのパークで、駆除される危険性が高まります。
ワニ目線で考えると、「そんなのおかしいでしょ。無茶苦茶だ!」と叫びたくなるかもしれませんね。
もしかしたら、繁殖期を除けばワニと人間は共存できなくもない・・・?
その辺の詳しい解説&情報について。
また、2016年WDWのグランドフロリディアンリゾートで2歳の男の子が亡くなった、悲しい事故についても書いています👇
動画にまとめました。
湿地帯のフロリダ州オーランド
黒っぽく見えるのはすべて湖&沼地です👇
写真を見てもわかるように、フロリダ州オーランドは湿地帯を埋め立てて、パークや住宅地などを形成してきたため、様々な生物が出没して当たり前の土地柄なのです。
湿地帯について👇
湿地帯は、温室効果ガスである二酸化炭素を吸収し、炭素を蓄積することで気候を調整しているほか、水質の浄化、水量調節などを行なっています。
さらには、多種多様な生物が生育する環境であり、多くの生物にとっての食糧供給源にもなっています。
こうした特性を持つ湿地帯が環境に与える影響は、熱帯雨林に匹敵するといわれています。
リス、アヒル、シロトキ、ヘビ、ワニ以外にも様々な生物が棲息し、人間と共存しています。
パーク内に出没しても当たり前のように思っていた方がいいのかもしれません。
ディズニーパークでは、2016年に起きた事故の教訓を受けて注意書きの看板を増やしました。
この看板がある所では注意が必要です👇
先ほど触れた2歳の男の子(レーン・トーマス・グレーブス君)がワニに襲われた悲劇の後、彼の両親は、Lane Thomas Foundation(レーン・トーマス財団)を立ち上げました。
これ以上、このような悲劇を繰り返してはならないと訴えています。
そして、事件のあったグランドフロリディアン・リゾートには、レーン・トーマス財団の灯台の彫刻が設置されました。
事故のあった2016年から、ディズニーはワニの駆除をしています。
2021年までに駆除されたワニの累計は、なんと200頭を超えました。
※体長4フィート以上のワニのみ。
さいごに地元民のコメントをご紹介。
「ここは、フロリダです。水源があればワニがいます。」