The Art of DisneyはWDWに2店舗あります
ディズニー・キャラクター関連の絵画や芸術品などを取り揃えるショップ「アート・オブ・ディズニー」。
このショップには、世界的に人気のあるアーティストにより、ディズニー・キャラクターや映画を個々に解釈したオリジナルアートのコレクションが多数並びます。
ウォルト・ディズニー・ワールドには
・エプコット
・ディズニー・スプリングス
の2店舗があります。
今回は、それぞれのショップで売られている特別な商品をご紹介します。
The Art of Disney( アート・オブ・ディズニー)ディズニー・スプリングス店
ディズニー・スプリングスの「アート・オブ・ディズニー」。
ここでは、ディズニーに関連する色々なアーティストの絵画やグッズが売られています。
買わなくても、立ち寄って見て回るだけでも楽しいです。
ディズニーの古典的な映画、テーマパーク、キャラクターからインスピレーションを得た見事な芸術作品や収集品が並んでいます。
美しく額装された版画、絵画、セル画、お土産のポストカードなどがあります。
また、有名なアーティストがショップを訪れるイベントも頻繁に行われています。
2020年6月の映像なので、商品のラインナップは現在とは違いますが、雰囲気だけでもどうぞ👇
50周年記念での目玉品は
50周年の目玉商品は、なんと言ってもこれでしょう。
ウォルト・ディズニーの手書きサインの手紙です。
自筆のサイン。なかなか出回らないし、貴重品なものだと思います。
額縁に入ったこの手紙、一体いくらかわかりますか?
14,000,00ドル。日本円で1,582,000円(1ドル113円で計算)です。
世の中のお金持ちの方であれば、大したことない金額なのではないでしょうか。
多分すぐに売り切れてしまうでしょう。
2021年12月22日現在では、まだありました。
気になる手紙の内容は
手紙の内容が気になりますよね。感謝の気持ちを綴っています。
1965年11月30日
親愛なる Mr. Hodgins
歓迎のお手紙ありがとうございました。
あなたや、オーランド地域の National Cartoonists Society の他のメンバーからお話を聞けたことに感謝します。
皆さんの心遣いに感謝します。
敬具 Walt Disney
(ざっくり日本語訳)
こちらの宛名に出した手紙です👇
Mr. Dick Hodgins, Jr.
Second Vice President
National Cartoonists Society
c/o The Orlando Sentinel
Orlando, Florida
ナショナル・カートゥーニスト・ソシエティー
National Cartoonists Society とは、フロリダ州オーランドにある「全米漫画家協会」のことです。
1946年にプロの漫画家達が、米軍を楽しませるための漫画を書いたことがきっかけで始まりました。
現在は、あらゆる分野の漫画家の活動をサポートする団体になり、会員は500人を超えています。
https://www.nationalcartoonists.com/
ウォルト・ディズニーも、生前は会員でした。
ですから、上記の手紙は「正式会員の資格を得たお知らせ」に対する返事の手紙でしょう。
ウォルト・ディズニーは、アニメーション賞を1957(55歳)・1961(59歳)・1963(61歳)年に、三回受賞しています。
ディック・ホジンズ・ジュニア
手紙の宛先にある名前の方は?
1931年生まれの Dick Hodgins, Jr. (ディック・ホジンズ・ジュニア)です。
父親(ディック・ホジンズ・シニア)も有名な漫画家でした。
なんと、大阪の新聞社で、編集の仕事を経験したこともあるようです。
1964年と1966年に National Cartoonists Society の広告とイラスト賞を、1972年と1976年に編集漫画賞を受賞しています。その後、コネチカット支部からレジェンド賞を表彰されました。
1965年、副代表をしていたときにウォルト・ディズニーに、協会の会員資格を打診したのですね。
そのときの年齢は、ウォルト・ディズニーは63歳、ディック・ホジンズは34歳です。
過去に三回も賞を受賞し、アニメ産業以外にもエンターテイメント業界に旋風を巻き起こしたウォルト・ディズニーでさえも、やっと入会できるほど審査が厳しい組織なのですね。
The Art of Disney( アート・オブ・ディズニー) エプコット店
続いては、エプコット店の紹介です。
絵画、限定版のプリント、セル画、置物、ディズニー・クラシックコレクションなど取り揃えています。
店内の様子
2020年に改装され、レンガの壁でオシャレな店内に生まれ変わりました。
Walt Disney World 50th Anniversary Thomas Kinkade Print (ウォルト・ディズニー・ワールド50周年記念 トーマス・キンケード・プリント)
2021年12月、待望の新作がきました!
「光の画家」としてアメリカでは有名な画家のThomas Kinkade(トーマス・キンケード)。
WDW50周年記念の、トーマス・キンケードのアートです。
ディズニー関連の絵画を多数描いており、世界中でファンがたくさんいます。
シンデレラ城が50周年記念にドレスアップし、メインストリートUSAから見る花火を描いています👇
※マジックキングダムのVillageGifts(ギフトショップ)でもキャンバス絵画として約4,800円で購入できます。
トーマス・キンケードの生前のインタビュー記事です。
キンケード家にとって、毎年ウォルト・ディズニー・ワールドへ旅行をすることは、魅惑的なインスピレーションを与えてくれる機会でもありました。
トーマス・キンケードはかつて、「子供の頃の想い出の記憶がふたつあります。ウォルト・ディズニー・ワールドで感じた驚きと興奮と、(シンデレラ)城の荘厳さです。」と語っていまます。
このように、毎年家族で旅行したWDW。
WDWの世界観が彼の才能を高め、楽しかった想い出と相まって、美しくて優しい気持ちを呼び起こす幻想的な絵が出来上がるのでしょう。
1000ピースのパズル。休みの日に、一日がかりで完成させて寝室に飾っています。
このパズルのサイズに合う額縁は、日本では売っていません。
海外製のパズルの額縁は、日本の既製品では残念ながら存在しません。
額縁専門の業者さんに注文して作ってもらうしか方法はないようです。
これが結構高くてびっくりしました。
こちらのトーマス・キンケード作品のジグソーパズルのサイズなら額縁も日本で買えます。
「美女と野獣の」パズルには、「ピノキオ」「バンビ」「ティンカーベル」のキャラが隠れているそうです。
WDWで購入後、入国時に税関で申告が必要な場合
どちらの店舗にも、人気のあるアーティストのオリジナル作品や、シリアルナンバー入りの限定作品(鑑定書付き)が並んでいます。
ポストカードくらいなら手軽に買えますが、限定品は日本円で、約200万~1千万円超えの作品ばかりです。
どうしても欲しいものが高額の商品だった場合、日本入国の際に税関で申告しなければいけません。
海外旅行者の免税の範囲👇
このように高価なアート作品を、もしWDWで購入した場合課税は必須です。
しかもその他で購入したお土産品も、当然課税対象になります。
課税すれば問題ないでしょ。と言うお金持ち以外は、このホームページを見て楽しむことをおすすめします。
ディズニー・アート👇
https://disneyartonmain.com/
Thomas Kinkade(トーマス・キンケード)の作品も見られます👇
https://disneyartonmain.com/collections/thomas-kinkade-studios-new-arrivals?page=2
2021年4月に54歳でこの世を去った Thomas Kinkade。
その後は Thomas Kinkade Studios(トーマス・キンケード・スタジオ)のアーティスト達が、
「芸術はすべての人が楽しめるものであるべきだ」との想いを持っていた彼の意思を継承しています。
カレンダーは手頃な価格で購入できます👇