Happy Easter !
イースターについて。
十字架にかけられたナザレのイエス・キリストが、3日目に復活を遂げた奇跡をお祝いするキリスト教の祝日が「イースター(復活祭)」です。
新約聖書にも書かれているように、イエス・キリストの復活はキリスト教の根源と言っていいほど重要です。
「イースター」はキリスト教信者にとって、聖なる祝日なのです。
毎年、暦により日にちは変動しますが、必ず日曜日に行なわれるためイースター・サンデーとも呼ばれます。
2022年のイースター(復活祭)の日付はこちら👇
4月17日 グレゴリオ暦を使用(3月22日~4月25日までの、満月後の最初の日曜日)
西方キリスト教会(ローマカトリック教会、聖公会、プロテスタント諸教派)
4月24日 ユリウス暦を使用(4月4日~5月8日までの、満月後の最初の日曜日)
東方正教会(中東、ギリシャ、アナトリア、東ヨーロッパに広がったキリスト教諸教派)
イースターのあれこれ
イースターエッグ
卵をカラフルに彩り、装飾されたものをイースターエッグと言います。
卵を「誕生」「復活」のシンボルとして用いているのです。
イエス・キリストの復活の願いを込めながら、卵を装飾します。
中世の時代、イースターまでの46日前(四旬節)は、卵を食すことは禁じられていました。
そしてイースターサンデーを迎えると、ようやく食べることが許されます。
だから、卵はご馳走でもあったのです。
イースターエッグ・ハント
最近では、宗教に関係なく「イースター」の伝統を楽しむ風習に変わってきている節もあります。
それが、イースターエッグ・ハントです。
隠された卵を、子ども達が探して回るとても楽しいイベント。
起源は、16世紀のドイツだと言われています。
マルティン・ルターが、信徒のための楽しい行事を企画したのが始まりだそうです。
関係ないですが、😷なしの日常生活に戻っていますね。
Egg Huntで検索をかけて写真を探したところ、UKでは大人も子どもも、😷をしている画像は全然なかったです。
イースター・バニー
また、イースター・バニーも有名です。
うさぎは繁殖力が高く、春に出産しやすいのが、イースターの「誕生」「復活」のシンボルと重なったため、イメージキャラクターとなったのでしょう。
イースターサンデーの朝に、イースターバニーがお菓子入りのイースターバスケットを各家庭の子ども達に、お菓子を配る伝統がある地域もあります。
ミスター&ミセス イースターバニーです。
ディズニー映画とイースター
今から88年前の1934年3月24日に公開された、セリフなしの約7分の短編映画『Funny Little Bunnies(ファニー・リトル・バニーズ)』はSilly Symphonies(シリー・シンフォニー)の短編音楽アニメシリーズのひとつです。
魔法の谷を舞台に、イースターバニーたちがイースターの準備のために、チョコレートのエッグやうさぎを製作し、卵を装飾し、バスケットに詰め込む様子を描いています。

2022年 エプコットでのエッグハント
Egg-Stravaganza (エッグ・ストラバガンザ)は2022年3月31日~4月17日まで、エプコットで開催される特別なエッグハントです。
このイベントは、エプコット内に隠された卵型の12個のキャラクターを探し出すものです。
9.99ドル+税で台紙とシールを受け取ります。
すべて探し出すと、
・オレンジバード
・フィグメント
・スパイク・ビー
のタンブラーの中から好きな物をひとつ選べます。
日本館はフィグメントでした。錦鯉とフィグメントの夢の共演!
ディズニー直営ホテルのイースターエッグ
イースターエッグは、各直営ホテルにも飾られています。
それぞれ凝った絵柄でゲストを楽しませてくれます。
日本でのイースター
宗教的なお祝いを、日本風にイベント化するのが得意な国なので当然のようにイースターも、数年前から「商業的イベント化」してきました。
そもそも、日本でイースターを広めたのは、2010年東京ディズニーランドの『ディズニー・イースターワンダーランド』が最初でした。
本家のディズニーランドやウォルト・ディズニー・ワールドが、イースターのイベントを成功させていれば真似しない手はないですね。
「ディズニー・イースターワンダーランド」も収録されています。
ランドでうさたま、シーでうさピヨの東京ディズニーリゾート独自キャラクターを作り、人気を博しています。
しかし、毎年コンスタントにイースターのショーは開催はされていないのです。
2022年の今年も、シーは開園20周年記念があるため、ランドのみの開催です。(しかも3年ぶり!)
グッズは、両パークで販売されます。
日本のイースター市場は、全体的に淡い色の商品が多いです。
この現象は、東京ディズニーリゾートの影響が大きいのでしょうね。