ウォルト・ディズニー・ワールド ホーンテッドマンションのペットセメタリー

A Tribute to Mr Toad Walt Disney World
Joe Penniston A Tribute to Mr Toad
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ホーンテッドマンションのペット霊園

ウォルト・ディズニー・ワールド(WDW)のマジックキングダム リバティ・スクエアのアトラクション「ホーンテッドマンション」出口左側 丘の中腹に、惜しまれて亡くなったペットの霊園(ペットセメタリー)があります。

カリフォルニアのディズニーランドにも、同様のペットセメタリーがあります。

ゴシック様式の霊園に霧がかかり、不気味な雰囲気を醸し出しています👇

8基のお墓と墓碑銘をみていきましょう。
(※お墓は、◯基と数えます)
墓碑銘が真鍮しんちゅうに刻まれているので、文字の判別がかなり難しい!
英語らしく、韻を踏んだ文章に注目して欲しいです。
日本語訳はいつもの通り ざっくりとしてます。

天気が良いと見やすいですが。。。
みんな素通りしてますね😅

興味ない?

8基の動物霊園

知らなければ興味も湧かないし、ただのオブジェにしか見えないかもしれません。
しかし、せっかくイマジニア達が設置した遊び心?のあるオブジェです。
8基のお墓は、どんな動物が眠っているのかみていきましょう。

花かごをくわえた犬のローバー

ROVER
“Every dog has his day, too bad today was your last.” 1898
「どんな犬にもその日がある。残念だが今日が君の最期の日だ。」1898年

ヘビのエリック

ERIC
” Met his fate at the hands of a garden rake.” 1882 REST IN PIECES
「庭の熊手の刃でやられる運命だった。」1882年「安らかにお眠りください」

アヒルのワドル

WADDLE
” Little Waddle saw the truck but little Waddle didn’t duck.” 1928
「リトル・ワドルはトラックを見たが、アヒルにはなれなかった。」1928年

プードルのリトル・メイジー

LITTLE MAIZY
” So prim and proper and never lazy, all you do now is push up daises.” R.I.P. 1923
「とても清楚で礼儀正しく怠け者ではないのに、今ではデイジー(ひな菊)を押しつぶしている。」「安らかにお眠りください」1923年

ネコのウィスカーズ

年代と死亡時刻&死亡原因👇

Whiskers

・At 1:00 1855 ” Bad catnip” 「 粗悪なネコじゃらし」1855年 1時
・At 2:00 1856 ” A shoe at two “「2時に靴1個」1856年 2時
・At 3:00 1857 ” Sour milk “ 「サワーミルク」1857年 3時
・At 4:00 1858 ” Hairball “ 「ヘアボール」1858年 4時
・At 5:00 1859 ” One bad year “ 「ついてない年」1859年 5時 
・At 6:00 1859 ” Same year “ 「同じくついてない年」1859年 6時 
・At 7:00 1860 ” Local dog “ 「地元の犬」1860年 7時
・At 8:00 1861 ” Fell off limb “ 「手足を切断」1861年 8時
・1862 ”Nine lives always go so fast, poor Whiskers couldn’t make them last.”
「9つの命は生き急いだため、哀れなウィスカーズの命は長くは続かなかった。」1862年

英語には” a cat has nine lives “のことわざがあります。
「ネコには9つの命がある」→「愚者も神の加護を受ける」→「なかなか死なない」→「強運の持ち主」→「しぶとい」など様々な解釈ができます。

オウムのジェッド

墓碑銘に名前と年代しか表記がありません。

JED 1889 

名無しの猿

猿は年代のみの表記です。

 1871

J. THADDEUS TOAD(トード氏)

最後は、人気のアトラクションキャラクターが眠っています。

マジックキングダムに、1971~1998年まであったアトラクションの「Mr.Toad’s Wild Ride」は「The Many Adventures of Winnie the Pooh」に取って代わりました。
終了のお知らせを聴き、ファンは抗議を起こします。

SAVE MR. TOAD’S WILD RIDE(トード氏のワイルドライドを救おう)👇

このような物騒なチラシも作成されます👇

プーさんを脅かしているのは、Red Devil / Cow Devilです。
ライドの終盤に登場し、ゲストを攻撃してきます。

しかし・・・・残念ながら抗議の声は届きませんでした。

そこで、イマジニア達はトード氏に敬意を示したのです。

A Tribute to Mr Toad
Joe Penniston A Tribute to Mr Toad

ブレア・ラビットも??

あまり大きな声では言えませんが、もしかしたら将来「スプラッシュ・マウンテン」のブレア・ラビットもここに眠る日が来るのかなと考えてました。。。

結構、同じ事を思う人がいました!

ですよね。。。

しかし「Mr.Toad’s Wild Ride」のアトラクションと「スプラッシュ・マウンテン」の歴史的背景は全然違います。
Mr.Toadのライドは、カリフォルニアのディズニーランドに今でも健在です。
「スプラッシュ・マウンテン」もTDLにありますが、終了するかどうかは神のみぞ知る?

論争のもとになったディズニー映画「南部の唄」は発禁。
「スプラッシュ・マウンテン」自体もなかったことにされてしまうかもしれません。

非情にも、アメリカのパークからは「Zip-A-Dee-Doo-Dah」ソングは完全に消えました👇

できれば、トード氏のようにブレアラビットもペットセメタリーに設置して欲しいです。


引用元 https://disneyparks.disney.go.com/blog/2020/10/here-lies-a-ghostly-glimpse-of-the-haunted-mansion-pet-cemetery-at-walt-disney-world-resort/?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter

アナハイム版「スプラッシュマウンテン」動画👇

WDW版「スプラッシュマウンテン」動画👇

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