ジンジャーブレッド・ハウスのその後は。。。
2021年のジンジャーブレッド・ハウスについてはこちらの記事をどうぞ👇
長年の疑問がやっと解決しました!
毎年(2020年は除く)、ホリデーシーズンの楽しみのジンジャーブレッド・ハウスのその後が気になっていました。
調べても全然分からず、もやもやしていました。
なので、このツイートに感謝です😊
記事の内容
(ざっくり日本語訳)
実物大のジンジャーブレッドハウスは、ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートで毎年ホリデーシーズンに、とても人気のあるディスプレイです。
この見事で壮大な美しさを見に、毎年多くのゲストが訪れます。
しかし、ホリデーシーズンが終わると、ジンジャーブレッドのディスプレイはどうなるのだろう、と考えたことはありませんか?
期待に胸を膨らませていることでしょう。
その答えは、「ミツバチ」です。
なんとこの活動は10年間も、続けていたそうです。
バリー・ストックウェル氏(イベントデコレーション・サポートチームのプランニングワークスペシャリスト)はこのように語ります👇
「10年前、ジンジャーブレッド・ハウスの解体後の、木枠に残っているクッキーに、ハチが集まってくることに気がつきました。」
「そこで私たちは、木枠を Disney Tree Farm(ディズニー・ツリー・ファーム)へ持ち込み、ミツバチのエサとなるよう並べることにしました。」
「WDWでは、自然保護と環境への配慮に取り組んでいるため、私たちが自然の力を借りたいと思うことは当然のことです。」
「世界中で、ミツバチの個体数が減少している中、ディズニーは敷地内にあるミツバチに優しい庭を通じて、より多くの生息地と資源を提供するとこを使命としています。」
活動が実を結び・・・
今では、毎年何千匹もの(セントフロリダに生息する)ミツバチがこの甘くて美味しいお菓子を食べにきます。
エサを見つけるのが難しい冬の時期に、ミツバチを助け、個体数の減少を食い止めることにも役立っています。
お互いにハッピーで、Win-Winの関係です!
リサイクルのプロセス
リサイクルの様子が簡単にまとめられています。
1月1日までの展示後に、WDWの「イベントデコレーション・サポートチーム」と「ペストリー・シェフ」達が、土台となる木枠からジンジャーブレッド・クッキーをはがす作業をします。
うまく剥がれなかった部分がどうしても残ります。
その木枠を、Disney Tree Farm(ディズニー・ツリー・ファーム)へ持って行き、畑に並べます。
すると、ミツバチが集まってきます。
ディズニーの動物・科学・環境担当のコンサべーション・マネジャーのザック・ゲゾン氏は次のように語ります👇
ミツバチは通常、蜜と花粉、またはこの場合は砂糖を求めるために約3キロも移動することができます。
そして、再び美味しい料理やお菓子になるかもしれません。
ミツバチに十分な栄養が与えられることで、地元の養蜂所は、蜂蜜を収穫して市場に販売したり、大企業に卸して、美味しい料理に使用される蜂蜜ブレンドになるでしょう。
敷地を飛び回り、蜜や砂糖を集め、WDWリゾート周辺の花々に受粉するミツバチに注目してみてください。
もしかしたら、ディズニーの料理やデザートに使われている材料は、このミツバチのおかげかもしれません。
ミツバチが去ったあとは。。。
木枠はお湯で丁寧に洗い、次のホリデーシーズンにまた使用するために保管されます。
ミツバチも、人間にも嬉しい取り組み
夢のようなお菓子の家が、壊されてしまうされる話は、夢を壊すかもしれません。
しかし、同じようにジンジャーブレッド・ハウスの行方を気にしている人がたくさんいました。
その声に応えるように、公式でツイートしてくれました。
リサイクルされているだろうなとは思っていましたが、その方法がとても素敵でした。
花の蜜が少ない冬場は、ミツバチにとっても嬉しいご馳走だと思います。
十分に栄養を取ったミツバチの蜜が、再び美味しいジンジャーブレッド・ハウスになるかもしれません。
素晴らしい自然の循環だと思います。
ものを無駄にせず、かつ、二酸化炭素の排出量を減らす最高の形でのリサイクルです。
以前にも、太陽光発電システムにより、電力をまかなっているディズニーの取り組みについて記事にしました。
このように、サステナブルな取り組みをどんどん行い、ツイートやブログなどで発表して欲しいです。
ディズニースプリングスで購入できるハチミツ👇