ディズニーファミリーのクリスマス

Candlelight Processional Disneyland
Dennis D Candlelight Processional
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毎年恒例行事はエプコットで

1958年12月から始まった「キャンドルライト・プロセッショナル」。
毎年11月後半からのクリスマスのイベント。
ディズニーパークで、最も歴史のある恒例行事です。

ディズニーファミリーが毎年楽しみにしているイベント


始めはロサンゼルスのディズニーランドでのイベントでした。


1971年のマジック・キングダムへ移行されます。

マジックキングダム時代の写真👇

1994年からはエプコットの「アメリカ・ガーデンズ・シアター」にて引き継がれます。



ディズニーファミリーが毎年楽しみにしているそうです。
なぜなら、ウォルトディズニーがクリスマスを家族で過ごすようにと始めたイベントだからです。

クリスマスを祝うため、また1年の締めくくりとして、待ち望んでいるファンも多いです。

ショーは約1時間もあり、結構長いです。
座って見るなら予約は必須です。

アメリカで知らない人はいないくらい有名なナレーターの方がクリスマスストーリーを朗読したり、聖書の一部を朗読します。
約50人編成のオーケストラがクリスマスソングを演奏し、約300人の聖歌隊が歌うという教会にでもいるかのような雰囲気がオープンエアで味わえます。
もちろんクリスマスのライトアップもとても美しいです。
クリスチャンでなくとも感動するのではないでしょうか。

最前列の座席は、企業スポンサー・特別なゲスト・クラブ33メンバーなどに限られているそうです。


2021年11月26日から再開

2020年はパンデミックのため中止になりました。
しかし、2021年は、「 キャンドルライト・プロセッショナル 」が復活します。
待ちに待ったゲストも多いと思います。
例年通り、聖書に書かれたクリスマスのストーリーを言葉と歌で表現します。
有名なナレーターがキリストの誕生を語り、大合唱団と50人編成のオーケストラが音楽を奏でます。

合唱団のキャストメンバーは、グッドスポットを巡り競い合うそうです。

実際に見た人は、鳥肌が立つほど素晴らしかったと言ってました。

2021年は特別にディズニーランドでも

1970年以来、51年ぶりにカリフォルニアのディズニーランドでも「 キャンドルライト・プロセッショナル 」 が復活しました。

こちらは初期の写真です👇

ウォルトの家族が書いてるブログ

ウォルトの家族が管理しているウエブサイトにはこんなことが書かれています。

Christmas was always a very special time for Walt Disney and his family…

​Uncle Walt Disney began the Christmas Candlelight Procession in Disneyland Park in Anaheim, California on December 20, 1958!
Christmas Carols are sung, the retelling of the Christmas Story, and the evenings are filled with such wonder!
This annual ceremony has continued every year since.
And in Walt Disney World Epcot Center in Orlando, Florida it has also become an annual favorite tradition!

http://disneyfamily.website/index.html

ざっくり日本語訳

「ウォルト・ディズニーと彼の家族にとって毎年クリスマスは特別なものでした。

ウォルト伯父さんは1958年12月20日にアナハイムのディズニーランドにてクリスマスのキャンドルライトを始めました。
クリスマスキャロルを歌ったり、クリスマスの物語を読み聞かせしたりと、このイベントは毎年続いていきました。
そして、このイベントはエプコットの「Candlelight Processional」にも引き継がれ、毎年楽しみなイベントになっています。」

「クリスマスの精神」(クリスマス・スピリット)

クリスマスを祝う貴重なウォルトの写真です。

「クリスマスは、私たちを時々悩ませるスクルージの現実主義から、最も厳粛な私たちでさえも解放させてくれるように思えます。」(機械翻訳より)

「スクルージ」は「スクルージ・マクダック」(ドナルドダックの伯父さん)のことを指してます。
スコットランド生まれで、口が悪く、大金持ちなのにケチで、趣味は金庫に大量に保管してある金貨のの中で泳ぐことです。
お金命の、なかなかのくせ者ですね。



お金こそが全てだと、物質世界を地で生きるスクルージのような現実主義の価値観から、精神的な感謝の気持ちを祈り、示すことができるのがクリスマスなのだと、ウォルトは言いたかったのでしょう。

スクルージ伯父さん
マジックキングダム ファンタジーランドで見かけたスクルージ伯父さん
Scrooge McDuck
アニマルキングダムで見かけたスクルージ伯父さん

宗教うんぬん関係なく、クリスマスにはプレゼントを贈る文化が日本にもありますよね。
それは相手を大切に思いやり、感謝を伝え「気持ちを分け与える」振る舞いを取るのでしょう。
クリスマスにはそうした気持ちが芽生えやすい季節です。
スクルージも最後には、家族を大切に思う伯父さんに変わっていきます。
そんなミラクルが起こるのがクリスマス。
世界中の人々が、優しい気持ちになるクリスマス、素敵なことですね。

ドナルドダックとクリスマス

ちなみに、ドイツでは「ドナルドダック」の人気が、主役の「ミッキーマウス」よりも高いそうです。
かなり熱狂的なファンが多く、「ドナルドダック」関連のペーパーバックの売り上げがすごいのです。

コレクション棚がきれいに揃ってますね👇

一方、スエーデンでは、1959年から毎年クリスマスイヴの15時から、家族揃って「ドナルドダック」のテレビを楽しむ習慣があるようです。
日本に置き換えてみると「大晦日だよ! ドラえもん」を家族で見るのに似ています。
スエーデン語で「ドナルドダック」は「Kalle Anka」と呼ばれています。
2021年のクリスマスでなんと62年も経つのです。すごい!

なぜ、「ドナルドダック」?と思いますよね。
ドナルドの短気ですぐ癇癪を起こす性格が、スエーデン人の心をわしづかみしたようなのです。
※諸説あります。
なかなか面白い感覚ですね。
スエーデン人は短気な人が多いのでしょうか。
気になるところです🧐

さいごに

2020年はいろいろと我慢の年になりました。
野外で行うショーも、安全を確保出来ないと言う理由で中止に追い込まれています。
2021年のクリスマスはどんな世の中になっているのでしょうか。
※追記 再開が決まって嬉しいですね。
まだ規制がありますが、2020年よりは楽しいイベントが戻ってきています。

エプコットの「アメリカン・アドベンチャー館」では、サンタクロースとミセスサンタクロースとの写真が撮れます。
ご夫婦揃ってとは、なんとも嬉しい。
日本では、ミセスサンタクロースの存在はあまり知られていない気がします。
※2021年は、ミセスサンタクロースはお休みです。サンタクロースのみの登場です。

ほのぼのした雰囲気でこちらがほっこりしました🎅

Santa


おまけ

ウォルトとサンタクロースが出演。
サンタのサインしか欲しくない子ども達との寸劇がおもしろいです👇


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