ディズニー・ユニバーシティーで学ぶ (ディズニー・カレッジ・プログラム)

風船 ディズニー・カレッジ・プログラム
Howard Young DSCN0171
スポンサーリンク
スポンサーリンク

どこで、どのように学べるか

このブログは、我が子がウォルトディズニーワールドのディズニーカレッジプログラム(DCP)を経験してきたことで、学びになった記録を親である私(フローランド)が色々な想いを綴っているブログです。

さて、ディズニー・カレッジ・プログラムに合格したらやることがたくさんあります。

合格するためになどのお話👇

仕事の合間にディズニーのグローバル・トレーニング・プログラムを受講しないとなりません。
ディズニーが培ってきた企業理念やビジネス戦略などはもちろん、アメリカの文化を様々な角度から学びます。
観光業に携わる人以外にも大いに役立つ授業満載です。

ディズニー・ユニバーシティーで学びます

受講するクラスにもよりますが、マジックキングダム近くの「Disney University」で学びます。
仕事が休みなのに、通勤バスに乗車して勉強しに行くのはかなりきついと思います。

オレンジの場所です👇

disney university
© OpenStreetMap contributors


その他では、生活している寮のフラミンゴ・クロッシング内の「Education Classrooms」での授業もあります。

ディズニー・ユニバーシティ(Disney University)」がどんな学校かがひと目でわかる写真を載せてくれている方がいました。
こんなにカラフルで遊び心がある学校なのですね。

授業の内容は

当たり前ですが、すべて英語で授業はおこなわれます。
クラスは週に1回で、約4時間です。休憩時間あり。
1ヶ月に2回ほどレポート提出あり。

※2020年3月までの情報です👇

☆Introduction to the Global Hospitality Industry
→主に観光学概論を学ぶ。
 観光の定義やSNSと観光の関係性など
 様々な国からの留学生とグループを組み、文化を共用し合う。

☆Human Resource Management
→アメリカにおける企業雇用のあり方や
 法理の変化と現代の雇用における決まりを学ぶ。

☆Consumer Behavior
→主に、企業が売り上げを伸ばすために、どのような企業戦略を図るべきかを学ぶ。
 Web上でのディスカッション、Eメールでのレポート提出あり。

✰Business Management Course
→ビジネス全般においての必要なスキルを学ぶ。
 顧客サービス・コミュニケーション・従業員やチームの管理・プレゼンテーションの学習。

✰Academic Training Course
→アメリカにおけるビジネスについて学ぶオンラインコース。
 Web上でのディスカッション、Eメールでのレポート提出あり。
 インターンシップの経験に基づく課題提出あり。

✰Leadership Development Course
→リーダーシップ理論とスキル開発について学ぶオンラインコース。
 ” Harvard ManageMentor ” のプラットフォームを使用。
 リーダースキルの軸となる3つのモジュール
 (タイムマネジメント・革新力・指導力)について学ぶ。

✰Corporate Social Responsibility
→企業の事業活動を通じて、自発的に社会に貢献する責任について学ぶオンラインコース。

✰Applied Inter cultural Communication
→インターンシップの経験を通して学んだこと、仕事に対する姿勢や生活習慣や時間軸などを自国との違いをまとめレポートを提出。

✰Inter cultural Communication
→アメリカの文化を学び、自国の文化と比較させて自分なりの考えをまとめレポートを提出。

わかる範囲で主な授業を上げてみました。
子どもは3つのコースを受講しレポートを提出したり、授業でディスカッションしたりしていました。
米国教育協会によって承認されているので、日本の大学での単位し振替が可能です。
成績がつけられ100点満中、59点以下だと不合格になります。

休まずにまじめに授業を受け、それなりのレポートを提出しなければならないので
仕事をしながらだときついかもしれません。
友達とパークに遊びにも行きたいし、生活のために買い物も行かないとならないし、時間の使い方が問われることでしょう。

子どもの場合は仕事の勤務体系が早番・遅番とあり、常に眠たい状態でしたので、レポート提出がとてもキツかったそうです。
翻訳機能のアプリを駆使し、眠気と戦いながらなんとか乗り切っていました。
今となっては良い思い出となっているはず・・・😅

オリエンテーションもおこなわれます

到着初日にオリエンテーションが行われます。ここから、すべてが始まる場所となります。

すべてのディズニー・カレッジ・プログラムの学生が、初日ここに集います。
そして、IDを渡され、説明動画を見て、さいごにミッキーが部屋にやって来てくれます。
ネームタグを渡され、正式にキャストメンバーになる瞬間です。

メグさんの動画で、館内の様子を見られます👇

2022年1月22日、私は待ちに待ったディズニー・キャストになる体験をすることができました。
ディズニー・トラディションはウォルト・ディズニー・カンパニーのオリエンテーションの一環です。
ディズニーの名札だけでなく会社のIDを受け取り、正式にウォルト・ディズニー・ワールド・キャストになる瞬間です!
私はディズニー・ユニバーシティーでディズニー・トラディションを受けて、ディズニーファンとしてとても不思議で感動的な経験をしました。
ミッキーマウスが私たちの名札をプレゼントしてくれました。(ざっくり日本語訳)

最後までやり遂げる

インターンシップとはいえ、留学中なので学生の身分からしたら勉強はつきものです。
仕事と勉強の両立を異国の地でやり遂げた我が子を、今更ながら誇りに思いました。
学んだことを、日本の社会で役立て欲しいです。

実際に仕事と遊びに夢中になり、授業をさぼり、レポートを出せず「詰む」学生もいます。
日本人にはほぼいないですが、アメリカ国内の学生はかなり多いようです。
ちなみに、上記でご紹介した動画のメグさんは、1月22日に『Disney Traditions』を受け、4月2日にDCPを辞めてしまいます。彼女の場合は、身体的理由などだったようです。

理由はまちまちでしょうが、やはり、ビザの取得などがない気軽さが大きいのでしょう。
海外からの学生だと、英語の勉強に、パスポートやビザの取得、荷物のパッキングに飛行機の予約など、オーランドに住むまでがかなり大変です。
その苦労を考えると、期限まではやりきる努力をすると思います。
親の視点からですと、やはり資金面がかなり負担になります。
最後までやり遂げてくれたお子さんには、努力を褒めてあげたいですね。

Cast Member
タイトルとURLをコピーしました