ウォルト・ディズニー・ワールドのソアリンについて
その1の続きです。
Soaring’ to Tower : We are ready for takeoff. 離陸準備完了
全部で13カ所の観光名所を訪れます。
それぞれの観光名所のミニ豆知識や、ディズニーランドとの関わりなども載せておきます。
①スイス アルプス山脈のマッターホルン
スイス アルプス山脈のマッターホルンからスタートします。
標高4,478mの霊峰で、切り立った崖のような山頂が特徴的の美しい山です。
スイスとイタリアの国境に位置します👇
カリフォルニアのディズニーランドにあるのは「マッターホルン・ボブスレー」(Matterhorn Bobsleds)です。
以下、「マッターホルン・ボブスレー」の豆知識です👇
・1959年公開のディズニー映画「山の上の第三の男」が元ネタ。
・1958年から撮影が始まったこの映画は、ウォルトがスキー旅行でよく訪れていたツェルマット(マッターホルン山麓の街)が舞台。
・撮影の休日に、ウォルトはマッターホルンに登頂したそうです。
✰アトラクションについて
・1959年6月14日オープン。
・1978年にアトラクションをリニューアル。
*氷の洞窟と輝く氷の結晶の内装に。
*吹きつける冬風の音で寒さを疑似体験。
*雪男(イエティ)のオーディオアニマトロニクスで恐怖を演出。
*新しいライドシステムを追加し、ゲストの収容人数を大幅に増やす。
ここでちょっと疑問点が。。。🙄
雪男(イエティ)が登場しますが、マッターホルンには雪男の噂は聞いたことがありません。
存在する噂があるのは、ヒマラヤ山脈です。
ヒマラヤ山脈に生息するとされるUMA(未確認生物)がイエティです。
青丸が、マッターホルン。赤丸がヒマラヤ山脈👇
ちなみに、WDWのアニマルキングダムのアトラクションの「エクスペディション・エベレスト」にいるオーディオアニマトロニクスのイエティは正解?ですね👍まあ、細かいことは気にせずいきましょう!
では、吹き付ける風の音は正解?👇
✰フェーン現象についての豆知識
フェーン現象という名前は、フェーン(ドイツ語: Föhn : 南風)というアルプス山中で吹く局地風が由来であり、この局地風はアルプスを越えて吹く乾いた暖かい風のことである。現在は一般用語として使われて。。。
出典: Wikipedia 『フェーン現象』より
・この通り、「マッターホルン・ボブスレー」のアトラクションで風の音がするのは、まさにフェーン現象なのです。
なので、これは大正解ですね。
まさか、アルプス山脈の風が由来だったとは。
勉強になりました。
②デンマーク グリーンランド
次は、デンマーク自治領のグリーンランドの流氷と氷河です。
シロクマ親子やシャチが登場します。
✰グリーンランドの豆知識
この地図は、「メルカトル図法」(方向のみが合っている図形)を採用しているので、実際の広さより約17倍も「グリーンランド」大きくなってしまっています。
・約50万年前の「グリーンランド」は温暖で緑豊かな大地だった。
・グリーンランドの氷の溶けた量が、2019年には過去最多を記録。
・観測史上最多の532億トンを記録。
・氷河が溶けたことにより、北極の夏の気温は、世界平均の約1.5倍の速さで上昇中。
・気温上昇→氷河が溶けるループを繰り返す。
引用元 https://news.climate.columbia.edu/2020/08/20/greenland-ice-sheet-saw-record-loss-2019-raising-sea-levels/
・しかし、気温の上昇は経済を潤す面もある。
・シーカヤックやロッククライミング、白夜を体験したり、ホッキョクグマなどの野生動物を観察しにくる旅行者が増加して、観光業が盛んに。
・全体の人口は約56000人。
グリーンランド 名前の由来について👇
まずは、グリーンランド発見者の「赤毛のエイリーク」について簡単にご紹介します。
※一部、伏せ字で自粛してます。
・950年頃、ノルウェーで誕生。
・960年頃、父親が◯人を犯したため、家族でノルウェーを追放されアイスランドへ移住。
・青年になったエイリークは事業で成功し、財を築く。
・しかし、先住民と争い、◯人を犯す。
・アイスランドから追放される。
・982年頃、アイスランドへ帰郷。
・隣人に預けていた財産の返還を求めたが断られる。
・こっそり財産を取り戻すも、隣人の息子2人に追われる。
・やむを得ず息子2人◯◯してしまう。
・隣人に訴訟を起こされ、有罪に。
・再び、アイスランドから追放される。
・新天地を求め、数年前に嵐の航海の中で見かけたと噂される土地を探しに旅に出る。
・グリーンランドを発見する。
・その島を「グリーンランド」と名付ける。
→以前、「アイスランド」と名付けられたばっかりに、寒さと厳しさを想像してしまい入植者が増えなかった教訓を生かし、入植者が増えるように期待を込めて「グリーンランド(緑の島)」と命名したそうです。※どうやら、アイスランドの住人に、ここよりも素晴らしい島を発見したと嘘をつき、移住者を募ったようです。
ちなみに、現在のアイスランドの人口は約35.5万人です。
グリーンランドより約30万人も多いです。
結局、名前は関係なかったと言うことになりますね🙄
なかなか波瀾万丈な生涯で驚きました。
でも、こうやって記録が残っているのがすごいですね。
彼の入植から約1040年が経った今では、このようなカラフルな家が建ち並んでいます。見てる分には、カラフルでかわいらしいですが、崖に無理やり建てている感がすごいですね。
現在の住民は、先住民のカラーリットと、近世になって移り住んだ人々です。
赤毛のエイリーク達の時代に、移住した人々は約500年間は住み続けましたが、過疎化して消滅したそうです。
観光の気分を味わいたくなってきたので、動画を探しました。
本物の氷壁の崩れ落ちる瞬間をばっちりとらえている動画です。
最後に、慌てふためいているオチもあります👇
③オーストラリア シドニー湾
シドニー・ハーバーブリッジとシドニー・オペラハウスです。
ハーバーブリッジとオペラハウスについて豆知識👇
✰ハーバーブリッジ
・1932年完成。
・全長約1500m、アーチの最上部の高さは約500m。
・8車線の車道、列車の複数線路、自転車専用道、歩道と世界一車線の多い橋。
・アーチの鉄骨部分を歩いて頂上まで登る「ブリッジクライム」と言う怖いアトラクションがある。
✰オペラハウス
・1950年後半にデンマークの建築家によって建設される。
・2007年、世界遺産に登録されている。
・左側がオペラ劇場。
・右側はコンサートホール。
・高さ183m、幅は一番広い所で120m。
・美しいシェルのタイルはスウェーデン製で105万6000枚が張られている。
・1973年10月20日のこけら落としでは、あのイギリスの女王のエリザベス2世が訪れ、ベートーヴェンの「第九」が演奏される。
出典: Wikipedia 『 ハーバーブリッジ』『 オペラハウス』より
毎年、5~6月初旬にかけて「ヴィヴィッド・シドニー・フェスティバル」が開催されています。
ハーバーブリッジとオペラハウス周辺が、まばゆい光に照らされていて綺麗です✨
ある年は、オーストラリアの有名なアボリジニの洞窟壁画のプロジェクション・マッピングでした。
「ブリッジクライム」とはこちらです。360度、全方位の眺めが見られます。怖いけど登ってみたいです👇
シドニーと「ファインディング・ニモ」について👇
シドニーと言えば、「ファインディング・ニモ」を思い出します。ニモを助けにシドニーへ行く場面がありますね。
住所は 42Wallaby Way, Sydney です。
もちろん架空の住所です。
続きます
説明を書いていたら、長くなってしまったので「その3」に続きます。
特に調べていて楽しかったのは、グリーンランドでした。
馴染みが全然ないし、そもそも観光地だと思っていなかったので。
世界は広いですね。
次は、あの有名なドイツのお城へ飛んでいきます🚁