ウォルト・ディズニー・ワールドのソアリンについて
その3の続きです。
Soaring’ to Tower : We are ready for takeoff. 離陸準備完了
⑥中国の「万里の長城」まで書いたので、⑦エジプト ピラミッドから見ていきましょう。
⑦エジプト ピラミッド
エジプトのギザ砂漠のピラミッドです。
英語では「Giza pyramid complex」と言います。
ギザのピラミッドの豆知識👇
・紀元前2500年頃に建設されたとされている。(諸説あり)
・世界遺産に登録されている。
・建設当時の高さは146m、底辺は約230m四方。
→高さだけをみると大手町にある東京サンケイビルと同じ。
・約2~3トンの石灰岩が約280万個積み重ねられている。
・まっすぐに、北極点に面している。
・夏至(6月21日)に、隣り合うピラミッドとのちょうど間に太陽が昇る。
あんなに巨大な石をどうやって積み上げて建設したか、三大ピラミッドが、紀元前1万年のオリオン座の3つの星と同じ並びだったとか、四角錐のように見えて、実は8面体だったとか、王の墓なのに王のミイラが発見されてなく、実は発電所だった?とか。。。🙄
ピラミッドの不思議な謎を解明しようと、古代の遺跡に世界中の人が夢中になっていますよね。
その手の「ミステリアスな説」は大好物です😁
こちらは科学的に解明されていて興味深い内容です👇
この動画は「発電所」説について語っています👇
⑧インド タージ・マハル
次はインドのタージ・マハルです。
タージ・マハールの豆知識👇
・インド北部アーグラに位置する。
・左右対称(シンメトリー)の白大理石でできた大霊廟。
→霊廟とは。。。亡くなった人を祀る宗教施設のことで、お 墓のこと。モスクや集会所もあり、礼拝に訪れることも可能。
・高さ58m・幅57m・奥行き57m。
・インド最大の観光名所でもあり、一日に約4万人訪れていた時もあった。
・世界遺産と新・世界七不思議に登録されている。
・建設総工費が膨れ上がり、国が傾いたほど。
こちらは国が傾くほど、お高くありません😂👇
どういう経緯でこの大霊廟が建設されたのか。。。👇
16世紀初め~北インドを、17世紀末~18世紀にかけてインド亜大陸(南インド除く)を支配していた大帝国の「ムガル帝国」がありました。
・ムガル帝国の第五代皇帝であった「シャ-・ジャハーン」は1630年に、南インドを制圧しに戦地へ。
・王妃である妻の「ムムターズ・マハル」は身重の身体であったが、一緒に戦地へ。
・ムムターズ・マハルは、戦地(ブルハーンプル)で出産する。
・しかし、環境が悪かったために、産褥熱で亡くなる。
・36歳の若さで亡くなる前に、遺言を残す。
→「後世に残るお墓を建てて」と。それは、残された子どもが母親のことをいつでも思い出せるようにとの気持ちからだそう。
・2年間の喪に服した後、約20年かけて遺言の通りに、後世に残る白亜の美しい霊廟を建設。
・建物名も、「ムムターズ・マハル」のムムを取って、インドの発音にして「タージ・マハル」とする。「王冠宮殿」との意味もある。
・皇帝だった夫の「シャ-・ジャハーン」は74歳で亡くなり、遺体は王妃の隣に安置されている。
そういった、経緯があったのですね。知りませんでした。
愛する妻の願いを叶えたために、凝りに凝って超高級な白大理石を贅沢に使用したり、内装にもこだわり、ダイアモンド、トルコ石、アメジストなど全体で28種類もの宝石・宝玉が使用され、材料費・職人の人件費などが膨れ上がったために、経済的に国が傾くほどだったのですね。
このシーンでは、フローラルな香り(ローズ?ジャスミン?)が噴射されています。
⑨アメリカ モニュメントバレー
ユタ州・アリゾナ州・ニューメキシコ州・コロラド州にまたがる独特な地形からなるエリア「グランドサークル」の中の、国立モニュメントの「モニュメントバレー」です。
「グランドサークル」エリアの地図👇
モニュメントバレーについての豆知識👇
・モニュメントバレー(記念碑の谷)と呼ばれる。
・アメリカ政府から認定されたインディアン部族の「ナバホ族」の住居があり、一部を「ナバホ族の聖地」として観光名所として公開している。
・2億7千万年前の地層が時代と共に、風化や浸食されて、鉄分を帯びた赤褐色の台地となった。
・広大な大地にそびえ立つ岩石は、元々巨大な岩山だったが、風化と浸食により削られて小さくなり残山(ビュート)と呼ばれる形になった。
残山(ビュート)と岩の間をすり抜けていくシーンは、少しハラハラします。
気球が一瞬、隠れミッキーの形をしているので要チェック👇
また、「グランドサークル」の中の国立公園のひとつである「ブライス・キャニオン国立公園」は、「ビッグサンダー・マウンテン」のモデルになったとされています。
言われてみると、赤茶けた岩山やそびえ立つ岩などが似てますね。
ブライス・キャニオン国立公園👇
ビッグサンダー・マウンテン👇
「モニュメントバレー」は、1989年公開の映画「インディ・ジョーンズ / 最後の聖戦」の撮影地でもあります。
「インディ・ジョーンズ」繋がりでは、ハリウッドスタジオにあるアトラクション「インディ・ジョーンズ・スタント・スペクタキュラー!」はとても面白いです。
約30分のスタントショーで、以下の写真のような迫力ある再現シーンを見ることができます。
ゲストの中から選ばれた数名が、舞台に上がりショーを一緒に盛り上げてくれます。
ちなみに、英語読みは「インディアナ・ジョーンズ」です。
「インディ・ジョーンズ」と言っても伝わらないので注意しましょう。
まだ続きます
次はいよいよ最終地点に到達します。
ピラミッドも、タージマハルも、モニュメントバレーも行ったことがないし、知識も知っているようで全然知らないことだらけでした。
こうやって、知識が増えていくのは楽しいことです。
いよいよ最後のシーンへと続きます👇